Thursday, November 30, 2006

もうすぐ冬休み

Module2も終盤にさしかかり、12月頭に提出するTeam ProjectやFinal Examの準備でかなり慌しい。事前のウワサでもModule2は1年目でもっとも負荷が高いとは聞いていたが、ここに来て非常に忙しく、週末をつぶさないと全く追いつかない。自分もこのModuleに入ってからは、なるべく他の学生と一緒に勉強したり、Assignmentを共同でこなすことで、少しでも負荷を減らしたり、理解を深めようとしています。

そんな風にストレスフルなので、ここにきて体調を崩す学生もちらほら。自分のSmall Team(4人編成)でも、メンバーの1人が胃潰瘍で離脱してしまった。胃潰瘍は持病らしいが、貧血による失神を併発し、倒れた拍子に脳震盪まで起こしてしまい、かなり気の毒な状況だ。実家に帰って養生しているらしい。しかし、チームが3人になっても課題の量が減るわけも無く、残ったメンバーで頑張るしかない。

ところが、メンバーが減ったせいで一人ひとりの責任が重くなり、その結果、チームの全員が、なんとしても作業に貢献しようという意識が強くなった。作業を効率よく進めるべくスケジュール管理を徹底したおかげで生産性も向上し、チームの結束もかなり強くなったように思う。こういった突発的な事態が発生しても皆が協力して乗り切っていく、というのはMBAの醍醐味の一つではないでしょうか?

そして、あと2週間を乗り切れば待ちに待った冬休み!そろそろ皆、冬休みのPlanを固めてきている。非常に忙しいけど、どこかワクワクした気持ちの今日この頃です。

Tomo (2008)

Monday, November 20, 2006

Boston Career Forum

17日(金)からの三日間。ボストンのConvention Centerにて毎年恒例のキャリア・フォーラムが開催された。Undergrad学生の就職活動に交じって、多くのMBA学生がフルタイムないし来夏のインターン探しを展開している。本催しは伝統的に金融サービス業より多くの出展 があり、今回も例外に漏れず、多くの日系、外資の金融機関が参画。メーカーも、マーケティング専攻の学生ならば誰もが憧れる企業が出展。最も少数なのがコンサル企業か。

Georgetown MBAの一年生からは、当方以外に、Aki、Kit、K夫妻が前日にボストン入り。E女史は一日遅れて現地入り。コンサル企業に限定している当方は出展社リストで判明している三社に絞ってブースを訪問。レジュメ等は事前に送付してあり、二次選考は面接による評価。ケース面接が主流だが、Behavioralのみの企業もある。

18日(土)の14時より面接した企業の一次面接はアメリカ人とのもの。約30分に渡り過去の業務内容、それがどのように今後のキャリアで応用されるのか、現在及びMBA取得後のスキル・セットなどに就いて英語でキャッチ・ボール。ブースを再度訪れてほしいと言われて一時間後に出向くと、今度は日本人と10分程の簡単な面接。その場でCEO面接に出るよう指示され、17時より個室にて英国人CEOと最終面接。

19日(日)は眠い目を擦りながら朝便にてDCへ戻る。Dulles空港安着後、上記のコンサル企業より合格を知らせる留守電が携帯Telに入っている。その日の深夜、同様のe-mailも受領。オファーの詳細はオフィシャル・レターにて後日判明するらしい。さて、どんな条件提示があるのか。た・の・し・み。

by takster1973(class of '08)

Thursday, November 09, 2006

(今さらですが)夏のインターンについて(その2)

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3Mの在宅プロジェクトに続き、Avaya(日本には日本アバイアという現地法人があります)という、元々はAT&Tの交換機部門からのスピンオフ企業でのインターンを1ヶ月行いました。
この1ヶ月のため私は、スクリーニング・プロセスに、2ヶ月近い期間を待つことになりました。前話で少し紹介いたしましたとおり、第一のハードルであるSSN(Social Security Number)は、外交学部のリサーチアシスタントの仕事の際に取得していたため、それでも、期間は短縮できた方です。結局、バックグラウンドチェックやらドラッグ・スクリーニング(尿検査)などを経て、仕事を始められたのは、7月の後半でした。 (最終面接は、6月はじめに行いました。)
与えられた仕事は、Avayaの中小企業向け(大手銀行の支店やギャップのショップ等も、このカテゴリーに入ります)製品のポートフォリオの見直しでした。他部門で実施しているプロジェクトのマネージャーに、直接、飛び込みの形でインタビューして開発製品の仕様を聞き出したり、社内カンファレンス(MD・ダイレクタークラスばかりでした)に参加して、全社の製品戦略を聞いたりと、短期間ながらも充実した内容でした。
NJにある本社の近く(車で40分程ですが)にあるプリンストン大学近郊の家に、部屋を間借りして住んでいたため、週末に一度、キャンパス訪問もしました。残念ながら、ビューティフルマインド(ラッセル・クロー主演、ノーベル賞受賞学者のナッシュという学者に関する映画です。ナッシュ均衡を習った直後に見たので、とても強い印象を持っていました)に出てくる図書館に入ることは出来ませんでしたが、マンハッタン・プロジェクトを実際に行っていた物理学部跡、ベルが電話の実験を行っていた”はなれ”の家等、アメリカ初の技術革新の発信点を歩くことが出来ました。


ひろ(2007)

Wednesday, November 08, 2006

(今さらですが)夏のインターンについて(その1)

私はこの夏(もう随分前の話になります)、3つの仕事を経験しました。それぞれ変わったところがあるので、ここで少し紹介させていただきます。

最初は、Georgetownの看板学部のひとつである外交学部(MSFS)でのResearch Assistantとしての仕事でした。約一ヶ月行った仕事は、アフリカの紛争・内戦と様々な要素との相関を見つけるというものでした。このデータベースが、CIAにある、各国の詳細情報であったり、コンソーシアムを形成してひたすら集めまくった戦争(戦争と認識されるものすべてになります。第二次世界大戦もこれに含まれます)に関連するデータであったり、政治の安定性を示すインデックスがあったりと、データの出所そのものが興味深いものでした。ここでは、SSN(Social Security Number)を取得することも出来、その後のインターンの手続きにおいても、とても有用でした。

次の仕事は、3Mからのマーケティング・プロジェクトでした。Macroeconomicsの教授が、3Mのmanagementとつながりがあり、そこから紹介された仕事です。最初のトレーニングと最後のプレゼン以外は、すべて在宅で行うもので、大半は3Mの海外支社の担当に電話でインタビューする形で行いました。3Mのひとつの製品のグローバル・マーケティング戦略を考える上で、それぞれの国の現状を把握することが課題で、チームを組んだもうひとりのクラスメートと分担する形で行いました。私は、アジア、東ヨーロッパ、中東およびアフリカ(エジプトと南アフリカのみ)の約26カ国を担当し、時差を計算に入れたスケジュール表をベースに、それぞれの国の担当とコンタクトしました。
最後のプレゼン前の中間報告(電話会議でした)で判明したのですが、一見、まとまりが無く、”何でも調べて”的に思われて飛ばしておいた項目についても、きっちりと結果を求められる点が、日本と違うと感じた点でした。そこは、残りの期間であわてて情報収集して、最後のプレゼンに間に合わせました。
またプレゼンでは、よくこちらの宿題で要求されるmanagement memoの重要性を、身をもって体験することが出来ました。Directorクラスの方が、プレゼンに同席していたのですが、最初の骨子説明の部分でざっと3?4つの質問をして、10分ほどで退席されました。このあたりは、とてもよい経験だったと思います。

次回は、Avaya(Lucentからスピンオフした電話会社)でのインターンの話をさせていただきます。こちらはfull-timeでした。

ひろ(Class of 2007)

Saturday, November 04, 2006

娘の保育園(ワシントンでのデイケア探し)

私の娘は今2歳10ヶ月で、今年の9月からDaycareに通っております。Daycareには、日本で言うところの保育園のような所から、個人で預かっている託児所のような所まで、色々なタイプがあります。また、Daycareにより、フルタイム5日間でしか預かってくれないところや、週3日、2日と日程を選べる所、また半日といった時間で預かってくれるところと様々です。
私は、娘に共同生活に慣れて欲しい、英語を早くから学ばせたい等の理由から、人数の多い、学びのある保育園のようなDaycareを探しました。
Daycare探しの第一歩として、まずArlington Education Centerに行き、この辺りのDaycare一覧をもらいました。
また、Georgetownに併設されているHoya kidsにも見学に行きました。Hoya Kidsは、Georgetownの学生やファカルティといった関係者の子息が通うことが可能です。Hoya Kidsは、施設・カリキュラム共に良さそうであったため、早速アプライしたのですが、その時は満員で、まずはWait Listに載せてもらいました。Wait Listにアプライしたのは今年の1月ごろでしたが、今年の9月には子供たちの学年が変わるので、それまでには入れるかもと言われていたので、まだ娘が小さかったこともあり、待つことにしました。通常学期の途中で辞める子はいないため、なかなか順番が回ってきません。7月頃、Hoya Kidsに状況を確認しに行くと、9月の入園も難しそうである事を伝えられ、Hoya Kidsへの入園を断念しました。
その後、いくつかのアーリントンにあるDaycareを見学に行ったのですが、この辺りは子供が非常に多く、どこも満員でした。たまたま通りかかった、教会がやっているDaycareに行ってみると、今年9月からだと空きがあり、週2日、3日保育も可能ということで、早速見学させてもらいました。アドミッションと話をしてみると、日本人の先生もいるとのこと。いざというときに日本語が通じる先生がいることは非常に心強く、こちらに決めました。
Daycareでは、朝食から朝のスナック、昼食、午後のスナックといった食事が支給され、昼食後に昼寝をします。午前、午後で外遊びやプロジェクト(といってもお工作やお絵かき)の時間があり、毎日作品を家に持って帰ってきます。
最初は慣れない英語の環境で戸惑っていたものの、Daycareでのお友達も増え、英語の単語も発するようになり、今では楽しく通えるようになりました。
先日もハロウィーンで子供達が仮装して集まり、お菓子を沢山もらって帰ってきました。甘いキャンディーやガム等、子供には食べさせられないお菓子ばかりですが。。

ちなみに妻は空いた時間で英語学校に通い始めており、こちらもとても楽しいそうです。
2年間という短い期間ですが、私達MBA学生はもちろんのこと、一緒に渡米する家族にとってもこちらでの生活は貴重な経験となるに違いありません。

ヒデ(class of 2007)

Friday, November 03, 2006

ミネアポリスに行ってきました

Module1とModule2の間のrecessを利用して、学校のお友達とミネアポリス(ミネソタ州)に行ってきました。
アメリカ人とカザフスタン人と私という、とてもインターナショナルな女三人旅です。
友人達に「ミネアポリスに行く」というと、口を揃えて「何をしに行くの?」とか、「そもそもどこにあるの?」と訊かれましたが、実は私もミネアポリスについては全く知りませんでした(アメリカの旅行ガイドブックに何も載っていなかった)。アメリカ人の友人が卒業した大学があり、案内してくれるということで、あまり深く考えずに行ってきました。

見所といってもと本当にあまりなかったのですが、全米一の規模のショッピングモール(デパート、色々なお店、遊園地までもが入っている屋内ショッピングセンター)があります。日本から、わざわざこのショッピングモールにショッピングに来るツアーも存在するらしいです。
それ以外にも、ミネアポリスには実は世界的な大企業(3M、ターゲット、カーギル(穀物メジャー)、ゼネラルミルズ(シリアル食品)、ノースウエスト航空)の本社が集中しており、一大ビジネスの街でもありました。
10月末だというのに、とても寒く、たぶん摂氏ゼロ度位だったと思います。しかし、人間はどんな環境にも適用することが出来るのでしょうか、半袖やビーチサンダルを履いて平然と歩いている人を何人も見かけました。また、Sky Walkというビルとビルをつなぐ渡り廊下があり、オフィス街の中では大体どこでもそれを通じて外に出ることなく行き来することができます。しかも、どのビルにもガードマンがいるので、ホームレスもいなく、夜も安全です。

この旅行で何といっても楽しかったのが、CornMaize(とうもろこし畑の迷路)でした。ミネアポリスから車で走ること45分、とうもろこし畑に到着します。そこには、とうもろこし畑でできた迷路、豚のレース場、小さなかぼちゃを飛ばして目標に的中したら50ドルもらえるゲーム等の各種アトラクションがあり、いわゆるちょっとしたアミューズメントパークのようなものです。アメリカ人の友人は、子供騙しで、なんでそんなところに行って楽しいの?という感じでしたが、私にとっては、少しアメリカの田舎を体験できた感じがして、とても楽しかったです。また、ミネソタ大学のアイスホッケーの試合を観戦したり、バーに行ったりと、2泊3日の短い旅行でしたが、息つく暇もない位充実した旅行でした。

このように、Georgetownでは、Moduleの間のRecessを利用してMBAプログラムの友達達と旅行に行く人が多いようです。ロシア人が一時帰国する機会を利用して、ロシアに遊びに行った友人もいました。GeorgetownのMBAプログラムは、インターナショナルなプログラムであり、世界各国からの生徒との親交は、一生の自分の財産になると思います。将来は、知り合いをツテに世界旅行ができるかも??


yw(class of 2007)