Sunday, March 25, 2007

Hoya Saxa!



やった! Georgetown Basketball TeamがFinal Fourに進出です!
全米の4強に入りました!!



今日はBig east(東部地区)の優勝チーム決定戦でNorth Carolinaとの対戦でした。 私はどこで見ようかなぁって悩みながら、結局学校にGymに行き、トレーニングしながら見始めました。 ところがGymには他にほとんど人がいないので、ちょっと寂しくなり、やっぱりちゃんとみようとトレーニングを切り上げ、キャンパスの方に向かいました。 キャンパスは歩く人も殆どいなく静まり返っていましたが、図書館の前で居合わせた数人の韓国人クラスメートのモニターがある図書館の一室で見始めました。 ゲームは前半からずっと劣勢で、残り時間5分くらいのところで10点以上ビハインド。。。 これはやばいなと思いながら静かに見ていたら、ここからHoyasの怒涛のゴール開始です。 グイッグイッと追い上げていき、残り20秒くらいでついて3点差まで追いつく、そして、、、ガード、Wallace君の3ポイントシュートが見事に決まる! この瞬間図書館内で歓声が上がり大騒ぎ! 図書館の監視員の方もさすがに注意しない。 図書館内でみな興奮状態。 その勢いで延長戦は圧巻のゲーム運びで見事な大逆転勝利!!
うれしくなって図書館の外に出てみると、学生がみな同じ方向に向かって走っている。 なんだと思いながらその流れについて走っていくと、、、なんと図書館前の公共道路に群集がっっ。道路一杯にGeorgetownの学生があふれて、みんなで歓喜の声を上げてます。
「HOYA SAXA!!」「We are Georgetown!!」と叫びながら、車の上で飛び跳ねる人がいるわ、花火が上がるわですごいお祭り騒ぎ。 私も思わず、大騒ぎする学部生に混ざりながら、「SAXA!!」と歓声を上げました。 まさに日韓共催のワールドカップで日本が決勝トーナメント進出を決めた六本木での騒ぎを思い出した。 すごいのなんの。 カメラを持ってなかったので、あわてて携帯で写真を撮りました。 ちょっと画像が悪いのが残念ですが、、、

まさにGeorgetown Campusが揺れてました。
次の準決勝は31日です。 次はバーに見に行こうと心に決めた。

'08 Rettangolo

Saturday, March 24, 2007

Karaoke Night



3月22日(木)に、Japan Societyが「Karaoke Night」を開催した。 Japan Societyの役員を1年生が引き継いでから初のイベントという事で何としても大成功させたいと気合を入れていたイベントです。
結果は70人位の学生が参加して、みんな飲んで騒いで歌って、「大盛況」でした!

今回のイベントは「カラオケ」と「日本のビジネスエチケット講習」の2本立てで行いました。
まずカラオケ。 アメリカでは日本のようにBox形式のカラオケはあまりなく、他の客もいるBarのOpen Spaceで歌う感じです。 日本でいうとスナックみたいな感じですかね。 カラオケナイトもアメリカンスタイルを採用して、Dupontにある日本料理+カラオケであるCafe Japoneで行いました。
6時から始まった宴だったんですが、50人以上分も用意したチケットは完売したのに、なかなか人が集まらず少しやきもきしました。 さらに始めはみんな様子見で歌を歌うのも控えていて、ちょっとスローなスタートでした。。。 でも人が増えるに従い、そしてお酒が進むに従い盛り上がりだし、7時には大盛り上がりです!
十分に場が暖まったところで、ビジネスエチケット講習の出番です。 いったんカラオケをとめて講習会を開催。 講習会といっても、寸劇で例えば日本での名刺交換はどのようにするのが良いかを見せるのです。
まず、参加者のアメリカ人からボランティアを募り、ロールプレーをしてもらう。 例えば「アメリカから日本に出張に来て、ロビーで日本人ビジネスマンと初対面するシーンで挨拶と名刺交換をしてください」など。 迎える日本人ビジネスマンはJapan Societyのメンバーが行い、徹底して典型的な日本人ビジネスマンを演じるのです。 挨拶でまず握手しようとするアメリカン人に対して、深くお辞儀する日本人。 片手で名刺を渡すアメリカ人に対して両手で名刺を渡す日本人などなど、、、結構我々の予想したとおりに動くアメリカ人がとっても面白かったです。
参加者からもすごく面白かったし、ためになったという声が聞こえ、狙い通りに講習会は大成功した。

その後はまたカラオケに戻る。 もはや誰も止められないくらいの勢いで盛り上がる。 待ち曲は10曲を超え、聞いている方も黙っちゃ聞いていない。 一緒に歌ったり、相槌を入れたりと大盛り上がりで宴はふけていった。
そしてイベントが始まって3時間くらいが経った頃、日本の宴会の締めとして欠かせない「一本締め」を皆で行ってイベントが終了した。

日本の文化についても紹介することができた上に、みんな楽しんでくれたことにJapan Societyメンバーも大満足。 この調子で今後の活動を続け、MSBでのJapanのプレゼンスを益々高めていこうと一致団結した会でもありました。

'08 Rettangolo

March Madness - Hoya Saxa!


今シーズン、バスケが好調です。
私自身特段バスケを追っているわけではありませんが、学校ではもっぱらこの話題。GTが所属するのはNCAAの東部地区で、強豪がそろっていることから"Big East"といわれてます。そして地区大会及び決勝が3月にあることから3月は March Madness といわれ、ニュースでは社員の生産性が下がるということも報道されていました。
詳しくはココ:

http://ja.wikipedia.org/wiki/2007%E5%B9%B4NCAA%E7%94%B7%E5%AD%90%E3%83%90%E3%82%B9%E3%82%B1%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%9C%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%8A%E3%83%A1%E3%83%B3%E3%83%88
昨日は地区大会の準決勝。クラスメートらとキャンパス近くのバーで観戦しました。ほぼずっと僅差の状態が続き、試合終了3秒前に一点差から逆転!そしてそのまま逃げ切り、勝利!終わった瞬間建物が崩壊するんじゃないかと思うくらい歓声と学部生の飛び跳ねたりするので建物が震えました。
明日地区決勝がありますので、興味があれば結果をおってみてください。
ちなみにhoya saxa とはラテン語で"what rocks"。Georgetown のスポーツチームの当時のnickname が "the stonewalls" でギリシャ語・ラテン語が必須だった当時の学生たちが始めた掛け声...という由来のようです。それが広まり、現在はGeorgetown のスポーツチームをhoyaseと呼ぶようになりました。そして昨晩もhoya saxa の歓声がbar を震わせていました。

erikoT

Tuesday, March 20, 2007

ゲストスピーカー

先週、ジョージタウンにビッグネームがスピーカーとして勢ぞろいしました。Michael Bloomberg, Warren Buffett, GEのCEO、Charles R.Schwab、Alan Greenspan、JP chaseのCEO、財務長官などなどの面々です。これだけの大物がパネルディスカッションをするなんて、しかもそれを自分が目の前で見れるなんて、銀行員である僕にはホント感動ものでした。

ディスカッションの内容はアメリカの資本市場の競争力と今後の課題についてで、企業会計スキャンダルに伴い企業監査が厳しくなっていること、それにともないコンプライアンスに関する費用が増えていること、また訴訟リスクが他国対比高いことなどなどが現在の米国資本市場の問題として議論されました。そして、これらの問題が2005、2006年とIPO世界25位(Deal size)以内の案件のうち、米国市場で上場された案件ががそれぞれ1件、2件しかないことに繋がっているのでは、危機感を持ってFDIを増加させるような措置を取らないとグローバリゼーションが進む資本市場で米国は遅れをとってしまうなどなど、多岐に亘って議論は進みました。

中国やインドの話題もでましたが、残念ながら日本の話は一度もでませんでした。米国でさえこれだけ国内企業誘致に危機感を持っているのに、相変わらず外資アレルギーが強く外国資本の誘致が進まない我が日本はホント大丈夫なのだろうか。。。考えさせられる一日でした。

そして、翌日。今度はノーベル平和賞を受賞したバングラデシュのユヌス氏がゲストスピーカーとしてキャンパスに来られました。同じ、銀行員ということもあり、これも楽しみにしていたスピーチだったのですが、前日とは全く逆のお話でホントInspiringでした。資本主義という競争社会を生む出した現代企業を暗に批判し、人として、今目の前で困っている人に対してただ単純に自分が何をできるのかを考えて生きるだけでいいのだという内容でした。

銀行は資産を持っている人だけにお金を貸し、本当にお金が必要な人には絶対かさない!と痛烈に批判もしておられました。うーん、その通り。。。彼の言葉の一つ一つが本当に胸に響きました。。。

尚、ユヌスさんをご存じない方は、こちらのサイトをご覧下さい。グラミン銀行はホント偉大です。。。
http://www.nikkei.co.jp/hensei/asia2004/asia/prize_jusyo.html#keizai

経済人だけでなく、色々な分野の大物がゲストスピーカーとしてくるジョージタウンは自分の視野を広げる意味でもいい場所だと思います。

ちなみに我がJapan clubもEthicsの教授に協力し、日立の副社長を4月にゲストスピーカーとして迎えるべく準備をしています。CSRのお話をしていただく予定で、こちらも今からとても楽しみなスピーチです。

隊長

Sunday, March 18, 2007

Global Experience - Sao Paulo


Global ExperienceでSao Pauloへ来ています。
一昨日で、全ての日程が終了しました。

出発前日に雪が降ったWashington DCから晩夏のSao Pauloへ来てみると、やっぱりとても暑いです。空港で入国待ちをしているとDCから着てきたセーターを脱いでも汗が吹き出てきます。
街を観察し感じたことは、
(1)小型車が多い。アメリカではほとんど見ないプジョーやフィアットといったヨーロッパ車もよく見かけます。サンパウロ在住の人に聞いてみると、大きい高い車に乗っていると誘拐にあうからだ。とも言っていました。誘拐が結構多いようです。
(2)やはり空き地では数人でサッカーしてる。(後日、考えると車で走っていたのが土曜日だったのでサッカーしてたのかなと思います。)
(3)英語がホテル等の特定の場所を除いてほとんど通じない。
(4)街にごみが多い。
といったところです。BRICsの1国として車の多さで国の成長を感じる反面、街の汚さや道路で平気で寝ている人たちを見ると貧富の格差が大きいと感じました。娘と同じ年くらいの子供がホームレスで、裸足で道で遊んでいるのを見ると非常に心が痛みます。

先週の日曜日には、ブラジルをよりよく知るということで、ブラジルサッカーを見てきました。サンパウロをホームとするパルメイラスVSユベントスのゲームです。昔、東京ベルディにいたエジムドがパルメイラスにいました。ゲーム自体は合計5点入り(結果はパルメイラス4-1ユベントス)非常に面白かったのですが、応援が更にすごかったです。サポーター達の熱狂は本当にすさまじい。おやじ達が中指たててポルトガル語で何かを叫んでいました。毎週変わらず行われている光景なのでしょう。


その後、クライアントとのミーティング、最終プレゼンテーションを行いどのチームも無事プロジェクトを終了したようです。プロジェクトの内容は、ファイナンス系、マーケティング系、様々あります。私は、マーケティング系のプロジェクトを選択しました。Nestle Brazilのフードサービスのディストリビューションチャネルを考えるというプロジェクトでした。クライアントの要望で、アメリカのディストリビューションを調査し、ブラジルのディストリビューションとの違いを報告しました。クライアントも喜んでくれて、ほっとしています。帰りにはNestleのチョコレートをお土産にもらってきました。

その他、サンパウロ市内では、証券取引所のBovespaやコモディティを扱っているBM&F等に見学しました。また最終日には、社会貢献ということで、スラム街(ファベーラ)に住む子供達が半日の学校が終わった後に集まる施設に行きました。サンバの踊り方を子供達に教えてもらい、一緒にサンバを踊ったり、ドラムを叩くのを教えてもらったりして、交流を深めました。施設に行く前には、とても危ないところかなと思っていたのですが、施設内はとても安全で、子供達も非常に元気がよく心温まる時間でした。

最後に、サンパウロに来る前に1週間休みがあるので、サンパウロ以外にもブラジルのリオデジャネイロやアルゼンチンのブエノスアイレスやパタゴニアなどに行くことも可能です。残念な事にサンパウロにはビーチがないのですが、リオに行った友人達が口々にリオのビーチは良かったと言っているのを聞くと、リオのイパネマやコパカバーナのビーチに行っておけば良かったと思っています。ぜひ来年行かれる方がいれば、リオのビーチをスケジュールに入れることをお勧めします。

Hide(class of 2007)

Saturday, March 10, 2007

授業は or 留学は役に立ったか

スロバキアの小さな町で朝5時から書いている。プラハでGlobal experienceが始まる前の小旅行中で、時差ぼけのおかげで早寝早起きになってしまった。
今回はこの投稿を良い機会に、入学前に思い描いたことを学べているか確かめてみようと思う。入学前の目的は、会社の海外戦略部門の仕事をできるようになる、ということだ。自分のバックグラウンドは13年間製造会社の人事でかつ大学で経済を学んでいない。入社年次からすると、判断業務に次第にウェイトは移っている。そこで、実務のための詳細というよりは広く学び、判断や戦略のアイデアの元を身につけたい。これらから必要な知識はざっと次のようになる(入学前には必要だと思っていなかったこと、知らなかったことも含む)。

財務会計、管理会計、マクロ経済/ミクロ経済/ファイナンスの基礎、企業評価、プロジェクト評価、ストラテジー、資金調達(プロジェクトファイナンス)、現地へのエントリーの仕方(投資、貿易、企業提携、M&A、企業設立)、マーケティング、オペレーション(調達、操業、デリバリー、情報伝達)、マネジメント(文化の相違、組織)、為替、政府・国際機関との関係、税金

あまりに多すぎる。が、社内外で協力して業務を進めることを想定すると、この中で特に身につけておくべきことは、財務会計、ストラテジー、エントリーの仕方、だろう。
振り返ってみればそれなりに必要な知識を蓄えられたと思う。しかし、資金調達、貿易、現地企業設立、為替は不十分だった(International Finance, Project Financeの授業に登録していれば為替、資金調達は学べた)。時間の制約から必要なことすべてを学び切るのは難しかったと思うが、一方で必修科目に自分の目的と関係のない授業内容が4分の1ほどあった。仕事で活用できる内容を中心に勉強したが、関係ないものも後の授業の基礎になるかもしれないので無視はできなかった。自分にとっての理想としては、各科目に分散したインターナショナルビジネスに関するトピックが一つの科目なっていれば効率的だった。例えば、Business ethicsのクラスでの中国の商慣習や、直接自分の目的に関係のないクラスでの海外ネタのケーススタディなど。(もちろん、International Operations, Global Strategyなど区別されている授業もたくさんある)
このように思い通りではないことはあるものの、大枠で見れば満足できる内容だった。帰国後新しい仕事にすぐに対応できるのか不安もあるし、知識と実践は異なるが、ジョージタウンで学んだことは仕事で活用できると思う。
さて、こう思うと学生を終えて仕事に戻る気持ちにもなってくる。すっかりその気になってきた。
あとは「やっぱり元の部門に戻ってもらうことになった」、と留学が無意味になることを会社から言われないよう祈るばかりである。

yn (class of 2007)

Monday, March 05, 2007

オニギリ大作戦

オペレーションのクラスでセブンイレブンジャパンをとりあげました。

オペレーションのコース自体も大変興味深く、(珍しく)予習までしてしまうくらいはまりました。ZARAのケースから始まり、上流からどのようにサプライチェーンの流れを管理改善していくか、というのを学び最後にSCの下流(つまり小売現場)から流れをどのように改善していくか、というコースでした。

オペレーションが世界の経営を変える!と心底信じているとっても熱いベネズエラ人のErnst教授で、毎回stand up comedy show でもみているかのような爆笑授業。特にMarketingには敵対心むき出しで、promotionなど不規則なディスカウントするからSCが乱れる!とよくいっていました。Marketing の 4P に対しては "In this class, we are going to learn how to take apart Marketing one P at a time..."というキメ台詞を一週間に一回は聞いていました。でもしっかりおさえるところはパシっとおさえる。75分ある授業の後半、まじめになると前半とのギャップからか、フシギと聞き入ってしまう仕掛けで、終わったときにはなんかすごく学んだ気がする充実感。

ちなみに調子に乗ってギャグも程が過ぎると「頼む、Deanには言わないでくれ。本当に冗談なんだから」というところも愛嬌があって好感度高。以前ここでも紹介されたオークションでは"Dinner for 10 with Prof Ernst at his home" が確か$1500くらいになり、教授とのDinner系では1人頭の金額としては最高額をマーク。人気の高い先生です。

7/11Japanのケースではおにぎりが登場。「Tuna rice balls が売り切れた後にPlum rice balls が動きだす。」「行楽日和の休日はapricot rice ballsの動きが特にはやい。これは普段の多くの高齢者が行楽地に行くため」 7/11は売り上げデータだけでなく、それ以外のセルスルーデータを分析し短時間で細かく次の搬入に反映させられることが世界的にみてもすばらしいらしい。

うーむなるほど、すばらしい!でも日本人としてやっぱり気になるのがこのapricot rice balls。これは一体どんな誤解から生まれたものなのか?それ以上にアメリカ人がrice ballsと何の説明もなくケースに登場するけどなんだか分かっていない様子。"What is it?" "Do you eat it too, Eriko?"
という疑問と興味にお応えすべく、クラスにいるもう1人のAki-sanと次の授業のときにおにぎりをつくってお出しすることに致しました。前日に「日本のOnigiriを味わってもらいたいので、明日もっていきます。クラスには早めにきてくださいね」というメールを出したら、大反響!その反響の大きさに、おにぎりを握るのに少々緊張。私のおにぎりで、外人のonigiriの印象が生涯固定されてしまう!

当日は二人合わせて(全員分ありませんが)40個弱のOnigiriがあっという間に消えてなくなりました。そして私たちに気を遣ってか、何気にOnigiriを「オニギーリー」と発音してみる学生も。無事おにぎり作戦は成功し、私たちのクラスではrice ball はちゃんと「おにぎり」として市民権を得ました。配った後も多くのクラスメートにThank you!といわれたのは思わず、そして素直に嬉しかったです。  

ErikoT '08

Thursday, March 01, 2007

Tips for Campus Visit

ほぼすべての学校のSecond Roundも終わり、Applicantの皆さんは一息つかれたところでしょうか。あとは天命を待つのみと仕事に邁進される方、追加Essay のネタ探しに忙しい方、3rd Roundに向けた準備を進められる方、と状況は様々かと思います。今日は、その中でCampus Visitを検討される方向けにTipsを書いてみたいと思います。Essayのネタには到底ならない、かなりProcedure的な内容ですが、少しでもApplicantの皆さんの助けになれば幸いです。(Japan Society HomepageのCampus Visitの付加情報とお考えください。なお、かなりの部分が私見に基づく記述であることはご了承ください。)

(空港からのアクセス)
ご存知の通り、DCエリアにはWashington National Airport (DCA)とDulles International Airport (IAD)の二つの空港が存在しますが、Georgetownへのアクセスについては、断然DCAが優れています。タクシーを使えば15分程度ですし、地下鉄を使う場合は学校最寄りのRosslynまでわずか4駅です。東京からANAもしくはUnitedの直行便を使ってIADに入られる方以外は、Chicagoなり、Detroitなりで国内線に乗り継ぎされるかと思います。国内線の到着地を選ぶ際は、是非DCAを選択されてください。

(ホテル)
Japan SocietyのHomepageにもいくつかのホテルがあげてありますが、移動の便を考慮した場合、Rosslynに宿を取るのが最適だと思います。Google Mapなりで確認して頂くと分かりますが、RosslynはPotomac川を挟んでGeorgetown Universityの対岸、Key Bridgeでつながれています。歩いても10分の距離です。また、Union Station、Smithsonian、Capitol Hill等へのアクセスを考えた場合、すぐに地下鉄を使えるというメリットがあります。但し、これらのメリットがある反面、Rosslynにホテルを取る場合、DCエリアのホテル事情のご他聞にもれず、宿泊費が高くついてしまうという難点はあります。多少の出費は覚悟の上という方は、Priceline (http://travel.priceline.com/default.asp?rdr=2)でbidするか、Orbitz (http://www.orbitz.com/)あたりで検索すれば、比較的安く予約が出来ると思います。個人的には、Rosslynのホテルの中では比較的安価で、Georgetown側の部屋から大学が一望できるHoliday Inn Rosslyn at Key Bridgeをお勧めします。

(Campus Visitのセッティング)
Campus Visitのセッティングに関しては、やはりMSBのWeb Siteから予約されることをお勧めします。理由としては、基本的にInfo Session、Class Visitがセットしてもらえること、アドミッション関係者との個人的な接点が持てることです。前者には学生がかならず一人アテンドして親切に対応してくれますし、後者に関しては、個人的な接点を持つことで合否が左右されるといったことは決してありませんが、その後疑問、質問等が生じた際、よりスムーズに対応してもらえると思います。
但し、MSB OfficialのCampus Visitに関しては、基本的に学期中に限られ、試験期間中等には開催されません。この場合は、Japan SocietyのProspect担当(gtmba@hotmail.com)宛ご連絡を頂ければ、我々Japan Society Memberの出来る範囲内でではありますが、お手伝いをさせていただきます。もちろん、Official Campus Visitを既にセットされた方についても、同様です。

(インタビュー / 挨拶について)
Campus Visitに際して飛び込みのInterviewを希望される方が多いのですが、およそCampus Visitが盛んな時期のAdmissions Officeは多忙を極めており、あらかじめセットされたスロットを回すので手一杯というのが実情のようです。たまたまキャンセルが出た場に居合わせた、という例外を除けば、私の知る限り飛び込みのInterviewが受け入れられたケースはありません。また、単なる挨拶であっても、Interview等による具体的な知己がないと門前払いにあうケースが多いので、注意が必要です。
1月以降のInterviewがInvitationベースとされていることが、Applicantの皆さんに無用な心理的不安を強いているようですが、例年、2nd Roundの出願で、2月末から3月末にかけて順次Interviewは行われてゆくのであまり焦りすぎる必要はないと思います。

(Pastime)
真剣に受験に取り組んでいる皆さんからは“不謹慎だ”とのお叱りを受けるかもしれませんが、MSBにCampus Visitに来られるのであれば、時間の許す限りWashington DCを楽しんでください。Capitol HillからLincoln Memorialに至るMall、Potomac Riverとその川岸、Smithsonianの美術・博物館群等々、全米のどの街にも見られない美しさがDCにはあります。MBAの本質とは無関係ですが、これもMSBの魅力のひとつだと私は思っています。このPastimeが、MSB入学の動機付けのひとつになれば良し、他校受験の活力になればこれまた良し、です。

以上、まとまりのない文章ですが、私からのTips for Campus Visitでした。Applicantの皆さんの努力が報われることを祈っています。

so