Module制(4学期制)について
Georgetown MBAでは、1年を4Moduleに分けて授業を行っています。1Moduleは6週間、1週間に2回授業があるので、1つのコースは基本的に12回の授業で構成されることになります。1年生の場合、1Moduleあたり5コースの授業が割り当てられていて、3rd Moduleと4th Moduleに1コースずつelectiveを選べる他はすべて必修科目となっています。実際のところ、これってどんな感じなのでしょうか。1st ModuleにあったStatisticsを例にとると8/27に1回目の授業があり、3回目の授業終了後の9/5に1回目のQuizがありました。そして9/24に2回目のQuizがあり10/3に全授業が終了し、10/10のFinal Examを迎えるという感じになります。Undergradなら1年かけるところを1ヶ月強(テスト時間含み)で終えてしまうわけですから、いかにすごい勢いで授業が進んでいくかがわかると思います。教授も授業ですべて教えられるとはまったく思っていませんので、相当量のReadingを事前に課されたり、授業後もOffice HourやTeaching Assistantによるフォローアップの機会を用意したりして生徒がついていけるよう工夫しています。
言ってみれば、授業はペースメーカーのように機能して、実際に科目を理解するのは予習と(時間が許せば)復習、つまり自習が中心となります。私の場合、1st Moduleは月水に3コース、火木に2コースの授業がありStatisticsは月水だったのですが(ちなみに金曜日はお休み)、週末でどれだけ予習できるかが次の週の授業内容の理解度に大きく影響を与えていました。一度遅れると、その遅れを取り戻すのはほとんど不可能なので、くらいついていくかあきらめるかしかないわけです。
このように4学期制は授業の進捗の速さとそれに起因する授業外での負担の大きさに特徴があると思います。多くのビジネススクールが同様のスケジュールだと思いますが、各Moduleのコース数や1週間のスケジュール(Georgetownの場合月水、火木のペアで金は休み)で負荷の程度も変わってきます。学校選びの際にはこのような点も確認されてはいかがでしょうか。
ちなみにGeorgetownでは現在カリキュラムの見直しを行っており、Class of 2010からは1Module あたり4コースになる予定だそうです。
Ken
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