高密度
新校舎の建築も着々と進んでいるようで、2008の秋に完成、2009はじめに移転、と公式サイトにあった。確かに窓がない教室とか、少ないミーティングルームとか、色々云われることの多いCarBarnだけれど、今になって思えばこれはこれで良いところだよなぁと感じている。なんといっても高密度。日本からわざわざアメリカに来てなんで密度を楽しむのかという感じもするけれど、この密度のおかげでいやがおうにも同級生(1年・2年)にぶつかる。ちょっと廊下を歩くだけで、Hi、Hi、How are you doin?と大変。広い学校だとこうはいかないんじゃないだろうか?衝突断面積が大きい、というかなんというか。入学当初など、Fish Bowlというくつろぎ場でイベントが開催されたりしたのだけれど、そりゃぁあの大きさの場所に100人からの人を詰め込めれば、なにがしかの反応は起きるよね。いかに反応定数の小さいアジア人といえども。
ワシントンという都市全体にそれが云えるようにも思う。ちょっと頑張れば、ホワイトハウスやらスミソニアンまで、歩いていける。歩いて。「車が無ければ・・・」なんて世界じゃなくて、自転車もいらない世界。疲れれば地下鉄やバスがそこいらじゅうに走ってるし…。 妻帯者として、本当に住んでみてその良さが判った街だ。
話題を新校舎にもどして…。特徴として、次の項目がWebに挙げられていた。
"Natural light and views at all levels"
ははは。これは今のCarBarnがあるから比較として挙げられた項目だろうか。新校舎、幸か不幸かスペースにゆとりはできて密度は下がるだろうけれど、新たにUndergradとの衝突が生まれるようだし(現在は別校舎)。state-of-the-artなauditoriumなんてことも書いてあるし。ゲストスピーカーをさらに楽しむ土台ができるようで何より。「AlumniとしてEnjoy」させてもらいましょう。
Kit (2008)
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