Global Experience - Sao Paulo
Global ExperienceでSao Pauloへ来ています。
一昨日で、全ての日程が終了しました。
出発前日に雪が降ったWashington DCから晩夏のSao Pauloへ来てみると、やっぱりとても暑いです。空港で入国待ちをしているとDCから着てきたセーターを脱いでも汗が吹き出てきます。
街を観察し感じたことは、
(1)小型車が多い。アメリカではほとんど見ないプジョーやフィアットといったヨーロッパ車もよく見かけます。サンパウロ在住の人に聞いてみると、大きい高い車に乗っていると誘拐にあうからだ。とも言っていました。誘拐が結構多いようです。
(2)やはり空き地では数人でサッカーしてる。(後日、考えると車で走っていたのが土曜日だったのでサッカーしてたのかなと思います。)
(3)英語がホテル等の特定の場所を除いてほとんど通じない。
(4)街にごみが多い。
といったところです。BRICsの1国として車の多さで国の成長を感じる反面、街の汚さや道路で平気で寝ている人たちを見ると貧富の格差が大きいと感じました。娘と同じ年くらいの子供がホームレスで、裸足で道で遊んでいるのを見ると非常に心が痛みます。
先週の日曜日には、ブラジルをよりよく知るということで、ブラジルサッカーを見てきました。サンパウロをホームとするパルメイラスVSユベントスのゲームです。昔、東京ベルディにいたエジムドがパルメイラスにいました。ゲーム自体は合計5点入り(結果はパルメイラス4-1ユベントス)非常に面白かったのですが、応援が更にすごかったです。サポーター達の熱狂は本当にすさまじい。おやじ達が中指たててポルトガル語で何かを叫んでいました。毎週変わらず行われている光景なのでしょう。
その後、クライアントとのミーティング、最終プレゼンテーションを行いどのチームも無事プロジェクトを終了したようです。プロジェクトの内容は、ファイナンス系、マーケティング系、様々あります。私は、マーケティング系のプロジェクトを選択しました。Nestle Brazilのフードサービスのディストリビューションチャネルを考えるというプロジェクトでした。クライアントの要望で、アメリカのディストリビューションを調査し、ブラジルのディストリビューションとの違いを報告しました。クライアントも喜んでくれて、ほっとしています。帰りにはNestleのチョコレートをお土産にもらってきました。
その他、サンパウロ市内では、証券取引所のBovespaやコモディティを扱っているBM&F等に見学しました。また最終日には、社会貢献ということで、スラム街(ファベーラ)に住む子供達が半日の学校が終わった後に集まる施設に行きました。サンバの踊り方を子供達に教えてもらい、一緒にサンバを踊ったり、ドラムを叩くのを教えてもらったりして、交流を深めました。施設に行く前には、とても危ないところかなと思っていたのですが、施設内はとても安全で、子供達も非常に元気がよく心温まる時間でした。
最後に、サンパウロに来る前に1週間休みがあるので、サンパウロ以外にもブラジルのリオデジャネイロやアルゼンチンのブエノスアイレスやパタゴニアなどに行くことも可能です。残念な事にサンパウロにはビーチがないのですが、リオに行った友人達が口々にリオのビーチは良かったと言っているのを聞くと、リオのイパネマやコパカバーナのビーチに行っておけば良かったと思っています。ぜひ来年行かれる方がいれば、リオのビーチをスケジュールに入れることをお勧めします。
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