TheTombs
カレンダーをめくってみるとジョージタウンでの学生生活も残り僅かになってしまっている事に気付き本当に悲しい。あっという間の留学生活だったが社会人から再び学生に戻り、多くの仲間達と酒を呑みながら語り合えたのは時間は最高の想い出です。今日はそのジョージタウンの学生(MBAのみならずおそらく殆どのプラグラム)が愛する行き付けの店”The Tombs”のご紹介。授業の合間のランチ、夕暮れ時のHappy Hour、夜遅くの授業の後、そしてバスケット(Hoyas)の試合がある週末の午後、この店はいつもジョージタウンの学生(もちろん多くのFacultyも!)で賑わいます。薄暗い階段を降り、店内に入ると正面にはコの字型のバーカウンター、右手奥にテーブル席が広がります。壁には過去の栄光を彩る数多くのジョージタウン大学スポーツチームの写真やボート部で使用されたと思われるオールが掛けられ、木目調の内装とマッチして独特の雰囲気を醸し出しています。ローカルの学生はどんなに込み合っていてもカウンター席を好み、気心知れたバーテンダーと拳を突合せた後(Fist bump)、お気に入りの銘柄のビールをピッチャーで注文し、ジョッキ片手に立ち飲みをしながらアレコレと会話に花をさかせるのが通常のパターンです。ちなみにこの店には”99 Days Club”というプログラムがあり、2月上旬から99日間、一日も欠かす事なく通い詰め、毎日何か1オーダーでも飲み食いをすれば晴れてClubに入会。終了の暁にはバーカウンターに名前が印字され、歴史に名を刻む事が許されます。多くはUndergradの4年生が卒業の想い出と共に挑戦しますが、我がMBAプログラムにも挑戦者がちらりほらり。残念ながら日本人留学生での達成者はまだ耳にしません。最後は余談になりますが1992年CX系にて放送され驚異的な視聴率を残したドラマ“愛という名のもとに”はジョージタウンを舞台にする映画“St. Elmo’s Fire”を恐らくモデル(内容・設定は酷似)にしていましたが、ドラマ中で出演者が行き付けにしているバー”レガッタ“はこのTombsである事は間違いありません。
残り僅かなジョージタウンでの生活。果たしてあと何回このTombsで旨いビールを乾杯する事ができるのでしょう。答えは風に吹かれている。。。 (Pinewell, Class of 2007)
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