Friday, December 15, 2006

ワシントンDCでの出会いに関するコメント

濃淡に個人差はあれど、異性との出会いは常に皆さん気になるところでしょう。

ホームである日本、とくに東京や大阪のような大都市では、容姿が良く異性が勝手に寄って来るか、もしくは自ら機会を作ろうと精力的な人物は、通常、合コンやクラブetc、職場や学校まで含めれば、異性との出会いの機会にはこと欠かないことが多いものです。 (まぁ、後者のような人物の場合、打率が高いかどうかは別ですが…)

しかし、ひとたび海外に出れば、状況は一変しますね。 opportunityは激減します。
お相手は日本人のみ、と仮定して考えてみますが、ワシントンDCの場合はどうなのでしょう?

結論から申しますと、DCは「日本の地方の中堅?小都市並み」あたりかと感じます。つまり、ワシントンDCに住み、ここで恋愛対象の異性と出会える確率は、東京や大阪に本社のある大企業の社員が、青森や鳥取における5番目位に大きい都市、もしくは沖縄の名護市あたりの支店に配属になり、そこで恋人候補となりうる異性に出会う可能性くらいではないでしょうか。

DC近郊には、比較的大きく、日本人留学生もそれなりにいる大学が3つほどあります。が、私の知る限り、そのような意図でのnetworkは無いか、あっても単発的なもののようです。一般に米国の大学(院)は、小生のようなnon-native English speakerにとって学期中は非常に忙しく、そんな暇はなかなか捻出できません。また、休みになると、特に女性は旅行に出かけてしまい、DCにいない傾向が強いと感じます。
結果、日本人留学生同士が知り合うのは意外に少ないようです。また、DC近郊への語学留学生は聞いたことがありません。

DC近郊には現役社会人の日本人も結構いらっしゃるようです。現に小生も何人かお友達になりました。が、やはり学生と社会人というのは、生活パターンが非常に異なり、加えて日常に接点がないため、これもopportunityにはなりにくいという実感です。各人が対象とする年齢層や属性も影響を与えそうです。

小生の経験や、まわりの友人事例から観察しますと、DCへの留学生にとってありがちなパターンは、
?大学の日本人会のpartyで、同じ大学の日本人同士、or他大からの参加者と知り合う、?友人等が企画した飲み会で知り合う、?中古品の売買をしようとkaigailink等のweb site経由でコンタクトした相手とたまたま意気投合、というようなパターンがあるようです。

ですが、やはりDCは、NYやLAに比べると日本人留学生は圧倒的に少ないです。ましてや、日本人観光客など、半年に1度、目撃するかどうかです。(以前、ワシントン近郊のショッピングモールに、おそらく短大生位と思われる観光客を10人ほど目撃したのですが、小生は度肝を抜かれました。これは、NY等では当たり前の光景でも、DCでは極めて異例、何かの幻では?と思ってしまいます)
ですので、そういったことを強く考慮される方は、なるべくNYやLAのような都市を留学先として選んだほうが後悔しなくて済みます。

ただ、米国のド田舎(失礼)にあるMBAに通っている友人に聞くと、「MBAでの同級生以外、半径100km以内に日本人は存在しない」というような状況も聞きますので、DCは、そういったところに比べれば、また機会に恵まれているのかも知れません。
Kuni