Thursday, November 09, 2006

(今さらですが)夏のインターンについて(その2)

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3Mの在宅プロジェクトに続き、Avaya(日本には日本アバイアという現地法人があります)という、元々はAT&Tの交換機部門からのスピンオフ企業でのインターンを1ヶ月行いました。
この1ヶ月のため私は、スクリーニング・プロセスに、2ヶ月近い期間を待つことになりました。前話で少し紹介いたしましたとおり、第一のハードルであるSSN(Social Security Number)は、外交学部のリサーチアシスタントの仕事の際に取得していたため、それでも、期間は短縮できた方です。結局、バックグラウンドチェックやらドラッグ・スクリーニング(尿検査)などを経て、仕事を始められたのは、7月の後半でした。 (最終面接は、6月はじめに行いました。)
与えられた仕事は、Avayaの中小企業向け(大手銀行の支店やギャップのショップ等も、このカテゴリーに入ります)製品のポートフォリオの見直しでした。他部門で実施しているプロジェクトのマネージャーに、直接、飛び込みの形でインタビューして開発製品の仕様を聞き出したり、社内カンファレンス(MD・ダイレクタークラスばかりでした)に参加して、全社の製品戦略を聞いたりと、短期間ながらも充実した内容でした。
NJにある本社の近く(車で40分程ですが)にあるプリンストン大学近郊の家に、部屋を間借りして住んでいたため、週末に一度、キャンパス訪問もしました。残念ながら、ビューティフルマインド(ラッセル・クロー主演、ノーベル賞受賞学者のナッシュという学者に関する映画です。ナッシュ均衡を習った直後に見たので、とても強い印象を持っていました)に出てくる図書館に入ることは出来ませんでしたが、マンハッタン・プロジェクトを実際に行っていた物理学部跡、ベルが電話の実験を行っていた”はなれ”の家等、アメリカ初の技術革新の発信点を歩くことが出来ました。


ひろ(2007)