Japan Trek その5 / 旅の終わり
最終日は、我々Trek organizerが準備した3っつのOptionnal tourに別れて行動しました。1. Deeper Kyoto
2. Osaka Explorer with KOBE beef & sake
3. Hiroshima Experience
1. Deeper Kyotoでは、この前のblogで書いたとおり伝統的な京都を楽しみました。
2. Osaka Explorer with KOBE beef & sakeでは、東京とは異なる大阪の魅力を楽しみ、神戸では神戸牛鉄板焼きランチと灘の酒倉を訪問。神戸牛はアメリカでは相当有名(神戸産ではないもののbrand beefとして有名)ですので、本場の"KOBE beef"ということで期待感は相当高く、当然質と比例関係にある価格との折り合いをどうつけるかがポイントでしたが、行ったお店のchoiceも良く、参加者は大満足。そしてそのあとに訪問した灘の白鶴酒造では利き酒をしてフラフラになりつつ、相当量のお酒を全員購入!
3.Hiroshima Experienceでは広島の原爆ドームと平和祈念館、安芸宮島を訪問。実際に原爆が投下された場所にたち、一同で説明資料を読みながら当時の風景を瞼に浮かべると、言葉では語り尽くせない思いがこみ上げてきました。個人的には、日本人として原爆については理解しているつもりだったのですが、原爆投下時点での直接的被害に加えて、GHQによる二次的被害があったこと等、正確なインパクトを知らないことに気づかされました。参加者の米国人は複雑な思いがあるようで、自分の国がとった行動による悲しい事実から目をそむけてはならず、忘れてはならないことを思い知らされたとコメントしていました。原爆ドームの前で自ら被爆者であるという英語ガイドの方にお会いし、詳しい説明をして頂きました。世界の人々により多く原爆の悲惨さを知ってほしいとの思いを胸に英語を勉強され日々ガイドを生き甲斐にされている姿勢と目の前に迫ってくるお話は涙なしには聞くことはできませんでした。本当にありがとうございました。
こうして、参加者それぞれの思いを胸に、Japan Trek 2008は終わりへと近づいています。最後の夜は京都四条で大宴会。次の日は朝5時起きでflightにもかかわらず、結局朝4時頃までフラフラになりつつ遊んでいました。旅行前はまだお互いに深く知りあってなかった仲間が、一週間でこれほどまでに深く知りあうとは思いませんでした。まだまだ伝えきれなかったこともありますが、Trek organizerとしては満足する出来でした。勝手な言い分かもしれませんが、我々なしではこんな日本旅行はできないので、参加者は本当にluckyだと思います。
東京から名古屋、京都と6日間で、伝統的な文化が溶け込みつつ新たな独自の文化・慣習が生まれている日常、優れたoperationやinnovationが息づく現場、価値観や人間性を直接問う史跡、を駆け足で経験したわけですが、参加者はこれらの経験から何を得たのでしょうか?それぞれに違うものを得たと思います。私は、新たな強い絆を持つ友人と、そして、日本はもっと自信をもって進める国だという確信を得ました。新たな友人達は日本FANになり、今後も彼らの高い期待を裏切らないように頑張らないといけないですね。そして、彼ら以外にも伝えきれなかった日本についてもっとアピールしていきたいと思います。
SH
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