Ready to Leave
すべて、ものごとの終わりは次の始まりだな、と最近つくづく思う。辛く苦しくたいした達成感もなかったGMAT、そしてやれEssayだInterviewだと年末年始返上で取り組んだ受験活動が終わり、それと同時に日本で仲間とともに毎日汗を流していたお仕事の世界とも一時の別れを告げて、「新しい」生活としてのWashington D.C.でのMBA生活をスタートさせたのが2年前。もうそれが終わろうとしている。気持ちのほとんどは、始まろうとしている日本での「新しい」生活に向いている。
MBAでの生活は、予想に違わぬところもあったし、それ以上のものも、またそれに満たないものもあった。要は、予想はそんなにアテにできないということ。ただ最近考えるのは、自分の中での変わらない部分と変わる、もしくは変える部分の按分について。予期したものとは違う環境であったとしても、軸を変えず、最大の結果を収穫しようとする姿勢と。または、現実に則して自分の姿勢を変え、環境の利点を最大化する努力と。両方の必要性を改めて感じている。変える/変えないのバランスは人によって違うんだけれど、こと自分のこの2年間については、納得いく過ごし方が出来たと満足している。
Georgetownの良さや特徴は、このブログ等で多々語られている通りなので繰り返さない。さてそのGeorgetownを選んだ2年前の選択は、正しかったんだろうか。そう考えていると、ふと、就職活動時に頂いたある組織のリーダーの方の言葉が思い起こされた。
There are never any bad decisions until you make it bad. There are never any GOOD decisions unless you make it good.
Georgetownという選択は、少なくとも、かなり容易にGOOD Decisionにすることができる選択だった。うん、実際いい選択だった。
もう一回MBAを経験できるとすれば、どこを選ぶか。強欲で好奇心旺盛なので、もうGeorgetownは選ばない(笑)。色々経験したいに決まっているので、西海岸もいいし、んーもっと田舎の学校もいいなぁなんて考えるだろう。ただ次の人生で、受験するMBAを3つ挙げろと云われれば必ずその一つには入ってくる、そんな感覚かと思う。
Washingtonエリア、Georgetownという街、校舎Car Barn、そして同級生はもちろん教授陣やスタッフなど、お互いに影響を与えあった人たち、全てにお礼を言いたい。ありがとう。いや、英語の方がいいか、Thank you!
また日本に戻って働く日々、同じように見えるけれど、「新しい」自分を持って帰れそうだ。
K ('08)
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